放射線のホルミシス効果で自然治癒力を刺激・活性化、ラジウム温泉・岩盤浴について

ラジウム温泉・岩盤浴

ラジウム温泉・岩盤浴

日本で有名なラジウム温泉といえば、山梨県の増富温泉、鳥取県の三朝温泉、それと岩盤浴の玉川温泉が特に有名です。特に玉川温泉は古くから「難病を治す」とされ、昭和の初め頃から、東北大学医学部や岩手大学、弘前大学などにおいて盛んに研究されました。玉川温泉の医学的効果は「玉川温泉研究会」が発足するほど多くの学者によって数々の詳細な臨床的研究が行われてきました。また、三朝温泉は日本を代表するラジウム温泉とされ、岡山大学医学部の御舩先生のグループが37年間にわたる統計の研究から、三朝地域のガン死亡率は全国平均の2分の1であると発表されています。

ラジウム温泉とは地下水が、天然の放射線を出しているウラン鉱石やモナザイト鉱石(成分はトリウム)などの近くを通って湧出したもので、温泉法では自身で放射線を出す能力がある温泉、「放射能泉」に分類されます。このようなラジウム温泉や岩盤浴の地域では、温泉や土壌、岩盤から発生するラドンや微量の放射線が、肉体が本来持っている自然治癒力を刺激・活性化します。この微量のラドンや放射線が、人間の自然治癒力を刺激・活性化する効果を「放射線のホルミシス効果」といいます。
ラジウム温泉では、こうした放射線を含むガスを呼吸器から、お湯につかって皮膚から、飲泉によって口から取り入れる事が出来ます。ラドンやトロンが体の中に入ると強力なイオン作用により、血液の流れがよくなり、コレステロール、窒素化合物などを排出させたり、こりや痛みの元の老廃物を分解、体の毒素を排出してくれます。

ラジウム温泉で発生するラドン治療は脳下垂体が刺激され、副腎皮質ホルモンが分泌されることにより抗炎症作用、アレルゲンに対する過敏反応を軽減させる働きがあります。ステロイドや消炎鎮痛剤などとちがって、自分の体の中から炎症を阻止しようとし、血流も改善されるというものです。副腎皮質ホルモンの分泌が促進され、ケガの組織の再生が早い、卵巣の病気が少なくなる、鎮痛効果や高血圧の低下、喘息やリウマチの症状の改善、などの報告がされています。また、高血圧や卵巣の病気は顆粒球が組織破壊をする病気で、リウマチも免疫が抑制された状態で顆粒球が発生する活性酸素による組織破壊ですが、微量の放射線が副交感神経を優位にさせてリンパ球の割合を増やすことがこれらの症状を緩和改善してくれます。

遠赤外線やマイナスイオンとの相乗効果

ラジウム温泉には微量の放射線を出すだけではなく、同時に作用している遠赤外線やマイナスイオンの相乗効果があります。遠赤外線の熱は深達力が優れていて、体の芯まで温める働きがあります。遠赤外線は実は人の体からも出ており、鉱石から発せられる遠赤外線と人から出る遠赤外線が重なり合い、共振作用をおこし、デトックス効果が現れます。細胞内の原子の活動を活発にし、細胞内に沈着している有害金属の排出までも促進してくれるのです。

癒し効果のマイナスイオンは正式には電子のことですが、ラジウム温泉ではウランがラジウムからラドンやトロンに変化する過程で陽イオンが発生して電子が集まるために、空気中にはマイナスイオンが多くなります。マイナスイオンは活性酸素を安定化させ、副交感神経を優位にしてくれます。

空気清浄機などにはイオンを発生させてほこりを吸着除去する電気集塵装置が使われていますが、この装置から発生するマイナスイオンや電磁波は体に有害なものとされています。森林や滝、鉱石などの自然界にあるマイナスイオンと人工的につくられたマイナスイオンとは体に与える影響が違います。

イオン化作用は血液をサラサラにし、血行をよくして全身の毛細血管を開くので、抹消の循環が改善され、体温が上昇します。血液は酸性に傾く程に血液粘度が高まるのですが、体の中に電子が多くなると血液を弱アルカリpH7.4に近づけてくれます。こうしたイオン化作用を利用したゲルマニウムやチタンの装身具もありますが天然のラジウム温泉・ホルミシス効果に勝るものはありません。

ラジウム温泉が療養のための温泉といわれる理由は、体内の酸化が還元され、生命力を刺激し、新陳代謝を促進、免疫力を高めるパワーがある「放射線のホルミシス効果」にあるといえるでしょう。
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